人類の最終問題とされる、「鼻毛が出ていることを指摘するか否か」問題についてイノベーティブなソリューションを発見した
のでこの場を借りて発表させていただきたい。
人類の叡智を以ってしても答えが未だ出ていない問題、それは「鼻毛が出ていることを指摘するか否か」というものである。この問題は世界で一番難しい問題であり、未だ誰一人明確な解答を与えたものは存在しない
鼻毛というのは不思議なもので、自分では穴からはみ出していても全く感知できないのだ。驚くほどのステルス機能だ だがしかし、他人から見ると鼻毛が出ているということは明白、火を見るよりも明らかなのである。それ故他人の鼻毛は異常なまでに意識に引っかかり、鼻毛が出ている旨を指摘したくなってしまうのだ。だがこの「鼻毛が出ていることを指摘する」という行為、これは非常にリスクを孕んでいるのだ
もし指摘すれば、鼻毛を取り除くことができ、その人がその後恥をかくことは無くなる。その代わりその人は「鼻毛が出ていることを指摘される」というまるで拷問かのような責め苦を受けることになってしまう。これによる精神的ダメージは非常に重く、異性などに指摘されようものなら即座に自決を図る程度にはキツい。本当にキツい(経験アリ)
つまり、鼻毛が出ていることを指摘すれば、長期的な精神的ダメージを解消するが、短期的に非常に大きなダメージを与えることになる メンタルが弱い人に指摘すると引きこもりになってしまうやもしれぬので注意
じゃあ指摘しなければ良いのでは?と思うかもしれないが、これまた怠い
指摘しないと、鼻毛は消えてくれない。鼻毛は執念深いのである つまりここで見て見ぬ振りをすると、その人は鼻毛を世間に見せつけながら生活することになってしまうのだ。鬼のように原宿あたりを歩き回り、鬼のようにタピオカティーを摂取するイケてる人。だがしかしその鼻の穴からは鬼のように鼻毛が見えている。地獄かよ
つまり鼻毛が出ていることを指摘しないと、短期的な大ダメージを回避できる代わりに、長期にわたり恥をかき続ける可能性が生まれる。
嗚呼、神よ、私は一体どうすればいいのか
指摘しても、しなくても、確実に鼻毛出てるサイドの人は再起不能のダメージを受ける
何か、何かこの状況を覆せるアイデアはないものか....!!!!
天にもすがる思いで考え抜いた結果、一つの妙案が浮かんだ
....逆に鼻毛、見せつけていけばいいんじゃない......?wowwow
これである。鼻毛が出ていることが恥ずかしいことだという固定観念を破壊し、オシャレとして鼻毛を出していく。これこそが我々に求められていた姿勢であり未来への第一歩なのだ。嗚呼
そうすることで「鼻毛が出ていることを指摘するか否か」などといった鬼のようにくだらないことで深刻に悩む必要が無くなる。
「君の鼻毛、線が太くてイカしてるねぇ〜〜〜〜(foo↑↑)」
「そういう君もね〜〜〜〜(yeah↑↑)」
みたいなイかれた会話が普通になるからだ。指摘するもクソもない、鼻毛が出ていることは「イカしている」のである。それは良いことであり、褒めちぎる以外の選択肢は元から存在しないのだ
幾度も褒められることで、鼻毛の社会的価値はグングンと成長していく。鼻毛は「イカしている」、鼻毛は「カッコイイ」、鼻毛は「ダンディー」、鼻毛は「可愛い」、鼻毛は「強い」。その成長は留まるところを知らない
しまいには「鼻毛を出すと頭が良くなる」「鼻毛を出すとモテるようになる」「鼻毛を出しておくと就職活動で有利になる」などと鼻毛を出しておけば万事オッケー的なノリになっていくだろう ヤバすぎ ちなみに言っておくと今の日本社会では、鼻毛を出したまま就活に向かうと2億パーセント落ちるからちゃんと剃っておくのが吉
やがて日本政府ですらも鼻毛の素晴らしさに気づき、国民全てに、この素晴らしさをわかってもらう必要があると考えた。そしてすぐさま憲法が改正され、鼻毛を出すことは国民の義務になった
教育・勤労・納税・鼻毛出し の4つになったのだ
人は皆、鬼のように鼻毛を出し、街中を闊歩している
人は皆、鼻毛を愛し、大切に扱う
鼻毛は素晴らしい、鼻毛は美しい、
そして、
鼻毛は、
神に、なったのだ
嗚呼、
鼻毛、
万歳、
鼻毛!!!!
万歳!!!!
万歳いいっぃぃっぃっぁiぁlil.;:@pp@いいいいい!!!!!!!!
さて、何を気持ち悪いことを書いてるんですかね私は。皆さん鼻毛はしっかり処理しましょう。では良い休日を 山本